居眠りこそ、記憶定着のカギ

居眠りというと、さぼっていると思われがちですが、記憶を定着する作用があるので、積極的に利用したいものです。

ただし居眠りには注意点があります。それは午後の3時までにしておくということです。そうしないと、睡眠リズムが崩れてしまいます。また睡眠物質が少なくなって、夜の睡眠に影響がおよびます。前倒しになってしまうのです。

ですから居眠りをするなら午前中の通勤・通学中か、昼休みにしましょう!

居眠りをすると、よほどの睡眠不足ではないかぎり、まずはノンレム睡眠にはいっていきます。このときはアルファ波からシータ波へと移り、勉強したことが整理されます。ですから勉強をしたら、居眠りし、また勉強する、というリズムが効果的です。

ただし1回の居眠りは、10分とか15分程度にしておいたほうがよさそうです。そして3時以降は眠らないことです。午後2時あたりは、体温リズム的にいって、もっとも眠気が出てくるので、そのあたりに眠るとよいでしょう。

いろいろな教科を交互に勉強しよう

受験勉強や資格試験においては、いろいろな科目があったりします。同じような科目どうしを隣接させて学習することは、記憶の干渉を引き起こすので注意が必要です。

記憶の干渉とは、似たような物事を連続して学ぶと、直前に学んだことが記憶から消えていき、同時にあとから学んだことも定着しづらくなるという現象。

せっかく時間をとって勉強しているのに、それが水の泡ともなりかねないわけです。そこで受験勉強でスケジュールを組むときは、違った種類の勉強を交互に組み合わせる必要があります。

たとえば古文を学んだら、次は数学。その次は漢文を勉強して、次は世界史というように・・・。英語のヒアリングをやったら、次は英単語とか、古文のつぎは漢文というのはしないほうがいいかもしれません。

このように受験勉強においては、ただこなせばいいという考えではなく、それが本当に脳に定着しているのかを常にチェックしなければなりません。

性質の異なった科目を交互にすることは、記憶の干渉を防げるだけではなく、新鮮な気持ちで勉強を続けられるメリットもあります。誰だって、同じようなことを連続して勉強していると、単調になってきて脳の働きが鈍ってきます。

できれば論理力を要求されるような教科と、記憶力を要求されるような教科を交互に組み合わせるといいでしょう。見た目の違いもさることながら、脳の使われる部分が、そもそも違うからです。

そのため、別の教科の学習をしているときに、前回使った脳の部位が休まるというメリットがあります。

受験勉強をするなら、時間を区切ろう!

受験勉強といっても、試験日まで、ずっと休みなく勉強を続けるという考えは得策ではありません。いくつかのパーティションに区切っていくことで、集中力が持続するようになります。

まず大きな区分けとして、試験日までを2等分、あるいは3等分する方法があります。高2の初めにいるのなら1年ずつ2等分できます。高3だったら半年ずつ2等分できます。

それをさらに細分化して分けていきます。このようにすることで、時間を有効に使えるようになります。この考えは、1日のスケジュールにおいてもいえることです。

たとえば1日中、自由に使える時間があると、だらだらしがちですが、午前中と午後というようにわけたり、午後なら、さらに、3時まで、夕食まで、寝るまで・・・というように区分けすることで、集中力が増します。充実した時間を過ごせるわけですね。

大学センター試験や難関資格試験のための受験勉強というと、何時間もずっと続けるイメージがありますが、じっさいには細切れにすることで、ストレスを少なくできます。

人間の集中力は60分程度つづきますから、そのくらいで一区切りにします。そして休憩をはさんで、また勉強を60分するというようにすると、集中力が持続します。

今現在から試験日までという、長いスパンでも区切ることは有効ですし、1日の中にあっても、区分けすることで集中力がアップするわけです。

受験勉強法のポイントとは?